事例1 セクハラは「初動」で、80%解決!

公開日: : 最終更新日:2016/10/03 円満解決事例

セクハラは個人の問題ではなく、会社の問題なのに、当事者間の問題だとする上層部がいらっしゃったら、まずい!

私がこれまでお会いした被害者の方々が、一番「腹が立つ」とおっしゃるのは、ほとんどの場合、会社側の「初動」です。

例えばこんな感じです。

被害社員「あの・・・。〇〇課長からセクハラ受けています。何とかしてください。」

人事部長「えっ、まさか、あの〇〇君が??ウソ!?何があったの?早急に〇〇課長にも聞いてみるよ。会社としては厳正に調査して・・・・・。中立の立場で・・・。」

被害社員「もういいです!〇〇課長に言わないでください!報復が怖いですから。部長は課長の味方なんですね!!(泣)もう、退職させていただきます。そして、告訴します。」

この後、慌てて人事部長が社長に相談し、即、社長が私に電話をくださり、その後、解決のお手伝いをした事例があります。

まず、社長にアドバイスしたのは、

1.まず、社長からの謝罪「そんなことがあったなんて、会社として心からお詫びします」と、個人の問題ではなく会社の問題であるという姿勢を見せる。

2.被害社員の方の話とお気持ちを、第3者の私が「何回かお会いして」お聞きする。

3.〇〇課長から話を聞く担当を選出する。

4.その担当の方と社長と人事部長に、私から被害社員の方の気持ちと要望をお伝えすると同時に、セクハラの定義もしっかり伝えます。

5.〇〇課長へのヒアリングを開始。言い分を聞きつつも、セクハラについての会社の態度を強くアピールする。

6.その後、解決に向けて作戦を考えます。

ここまでが正しい「初動」です。

この初動で、80%は解決したも同然です。

これができないから、訴訟に持ち込まれている会社、多いんですよ。

☆ポイント☆

(ア)「初動」が肝心!個人の問題ではなく会社の問題

(イ)まず、相談を受けた人(管理職)と社長が、会社を代表して、謝る

(ウ)被害社員のカウンセリングは、第三者の専門家に任せる

(エ)加害者ヒアリングは、加害者の言い分に振り回されないこと

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